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真田丸28話「受難」呂宋助左衛門 [脚本ネタバレ]

真田信幸の二人の妻、それは少し複雑な関係ですね。
正確には元・妻と現・妻です。

やがて現・妻(稲)も真田の家に馴染み信幸を支えることになるの
でしょうが、それはまだまだ先の事なのでしょうね。

さて、信繁はまた珍しい歴史的(大河ドラマで)な人物と会う
ことになります。
28話.png

呂宋助左衛門です。

真田丸28話「受難」呂宋助左衛門


昭和53年(1978年)16作の大河ドラマは大好きな
城山三郎原作・「黄金の日々」の主人公・呂宋助左衛門
でした。

38年も前で、6代目・市川染五郎さんが演じました。

桃山時代の商人・呂宋助左衛門を中心に堺の商人たちを
描いた作品で初の日本国外ロケ(フィリピン)を行ったこと
でも話題になりました。

この作品から初回放送日は正月三が日を避けてのオン
エアーでした。

染五郎さんは今、 九代目松本幸四郎を襲名しています。
松本幸四郎.png
幸四郎さんのお子が7代目・市川染五郎を襲名しています
ね。

真田丸の助左衛門も市川染五郎改め松本幸四郎さんが
演じていますよ。

三谷幸喜さんの粋な計らいです。と言うか?

三谷さんは黄金の日々を見て作家になろうと決心したそうです。

38年前の大河ドラマを三谷さんは見ていたのですね。

もちろん私もリアルで見ていました。助左衛門が何者であるか
知らずに・・
でも一番好きな時代・安土桃山時代・・すなわち秀吉の時代
でしたから、日曜夜8時はNHKでした。

大河の歴代の主人公は歴史的に偉い武将達を主人公にした
ドラマですよね。

でも呂宋助左衛門という人は誰なのか?もちろん最初はわかり
ませんでした。

当時(私)は堺がどこにあるのか、なぜ商人の町なのか?
わかりませんでした。

呂宋助左衛門は堺の商人だったのです。

ですが、今井宗久や千利休のような有名でなく茶人でも
なく、名も知れぬ商人でした。

一般の商人を大河ドラマの題材にし、ヒットさせたのは
NHKの力ですか?城山三郎の原作が良かったのか?

生まれた年も死んだ年もわからない無名な商人ですが、
それには理由があるのです。

それは当時の堺の商人は茶道を習って千利休のように権力者
と結びついていたのに助左衛門はそんなバカのことはしません
でした。

というよりは自由人で海を股にかけた自由貿易人とでもいうの
でしょうか・・・

堺港を監督する奉行・石田正澄(三成の兄)ですら、ルソンから
助左衛門が運んだ三流品の生活用具を高価なものと思って
しまうのですから・・・

その奉行の目を通り抜けてその三流品を武将や秀吉にも売り
込んでいました。

奉行・正澄も見抜けなかった三流品を・・・ですね。

しかし、流石に秀吉にはわかってしまいます。

が、その時には既に日本を脱出しています。
豪快な商人ですね。

その助左衛門の子孫がフィリピンにいるとか?いないとか?
以前、何かの番組で紹介していた記憶があるのですが・・・
その番組を知っている方がいらしゃいましたら教えて下さい。

そんな無名だった助左衛門と今年の真田信繁は何か同じ
生き方を感じます。

三谷幸喜の想いでもあるのでしょうね。


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さて、場面変わって・・・
その助左衛門に会ってきたと、緊張している信繁の前に秀吉
が現れます。

変わらぬ陽気な秀吉です。

三成が、助左衛門の事を言い添えます。今、堺で一番の商人だ、
と。

現代で言えばベンチャー企業のやんちゃな○○社長と○○総理の
関係でしょうか?

その時、秀吉は壺を抱えています。
その壺はルソン(フィリピン)から仕入れた逸品だそうです。

真田丸28話「受難」秀次の娘・たかと呂宋助左衛門


信繁はこの助左衛門と会ったからこそある女性を助けることが
できました。

それは、秀次の娘・たかです。

秀次が高野山・青厳寺で割腹するのですが、秀吉の情けを
踏みにじったとして秀次の首は三条河原にそして妻や子供
たちも皆殺されてしまうのです。

もちろんその中に「たか」もいたのです。

信繁は聚楽第でたかを探し出し、秀吉に自分の側室にしたい
と願い出るのです。

秀吉はもちろん「ならぬ!」と反対しますが・・・

自分が以前から目をつけていた女だと信繁は執着します。

そして好色そうな笑みを浮かべて秀吉は許すのです。

秀次の子が一人助かった。信繁はほっとします。

そして、「助左衛門」に頼んで「たか」を日本から脱出させルソンに
向かわせたのです。

でも、史実としてこのくだりがあったかは定かではありません。
やはりこれは真田丸の「たか」でしょう。

キャストたかを演じるのは「岸井ゆき」さんで登場は26話
「瓜売」でした。

秀次は多くの側室がいました。
きりにプロポーズした後でしたのでその側室達をきりに
紹介し娘・たかもその時に紹介しました。

そのたかですが、
秀次の正室・一の台の間に生まれた子で真田丸ではその
正室・一の台は登場していません。

真田丸のたかは大阪の陣で信繁と出会うようです。
3人目の妻(側室)になっていますし子もいます。

信繁の二人目の妻であり正室は大谷吉継の娘・春です。

そのキャスト春を演じるのは「松岡茉優」さん、
そして三人目が「たか」で演じるは「岸井ゆき」さん。

美しい女優さんをキャスティングしていますのでこの春とたか
のこれからが楽しみです。

信繁は春とたか。信幸は稲のこう。この28話「受難」では
真田兄弟の二人の妻が隠れたスポットになっています。

⇒真田丸28話「受難」秀次の最後のネタバレと感想はこちら・・・



14話大阪編からのキャスト (武将達)のまとめはこちらから

⇒真田丸14話大阪編からの ネタバレのまとめはこちら


■第15話からの視聴率はこちら・・・


⇒1話~13話のキャスト (武将達)のまとめはこちらから

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