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真田丸、27話「不信」真田の官位のネタバレと感想 [脚本ネタバレ]

秀吉と秀次の溝が埋まることはありません。
秀吉は拾の誕生で今までより一層精力的なっています。

各大名は関白秀次への報告は儀式で秀吉への謁見は実務と
割り切っていたのでしょう。
27話不信、官位.png

真田丸、27話「不信」真田の官位


その一面が現れているのが、この叙任の場面です。

←真田丸、27話「不信」秀次の決意はこちら・・・


文禄3年(1594年)11月2日。京の聚楽第において、信幸と信繁は
そろって叙任されました。

この日より、信幸は従五位下伊豆守に信繁は従五位下左衛門佐
(さえもんのすけ)となりました。

(官位についてはNHK真田丸HPを参照)

さて、翌日、昌幸、信幸、信繁は叙任の報告と挨拶を述べるため、
大阪城の秀吉と対面します。

「いやあ、めでたいめでたい」
秀吉は二人の叙任を祝い、信繁の口添えなくしては信幸の官位
はなかったと口走るのです。

そればかりか、信繁の左衛門佐も、信幸と同じ「守」にできるのを
辞退したことまで口をついて出てしまったのです。

秀吉は「伊豆守は、弟に頭が上がらないな、あはは・・・」と豪快に
笑い、事前に信繁が口止めしていたことなどすっかり忘れていま
す。

信幸の誇りは傷つき、失意の底に落ちるのです。

天下を力と知恵で統一した太閤秀吉は戦の無い社会を実現しま
した。

しかし、まだ戦国武将は自分の領地を収めなければなりません。
全ての武士が秀吉に従っているわけではないのです。

そこで秀吉は武家社会を官位を持って武士の格式を定めることで
豊臣政権の持続性を創り上げたのです。

立身出世時代の秀吉は人の心を掴むことを術とし戦も無駄な争い
は避けたのですが細かな神経は持ち合わせていなかったようです
ね。

信幸と信繁の官位も秀吉が真田に対する警戒心の表れです。


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真田丸、27話「不信」秀吉の伏見城



信幸と信繁が退室した後、昌幸は別件で用事があると、三成に
引き止められるのです。

三成は「伏見城の普請に加わってもらいたい」と申し、吉継が図面
を広げます。

秀吉の隠居所で予定していたが、公家の接待や、明、朝鮮の使者
を迎えられるような設計にしたいと言います。

秀吉が図面をのぞき込みます。

「本来は関白の仕事なのだが、あれも相当忙しい様子なので、わし
ができることは手伝ってやろうと思ってな」

この場面も秀吉と秀次の溝が深まる出来事ですね。

更に伏見城は敵を防ぐ備えを増築したいと言うのです。

「安房守、そなたの軍略をもって、伏見を難攻不落の城に作り替え
てくれぬか」

秀吉は海の向こうの敵を想定していたのです。

戦がなくなった日本で難攻不落の城を造ることは意味がないことで、
明がこの時代に日本を攻めてくることは16世紀の世界史からみれ
ばありえない事が解ります。

しかし、伏見城のコンセプトが難攻不落であったとすれば秀吉は
やはり警戒心の強い武将だったかもしれません。

⇒真田丸、27話「不信」伏見城と秀次はこちら・・・



14話大阪編からのキャスト (武将達)のまとめはこちらから

⇒真田丸14話大阪編からの ネタバレのまとめはこちら


■第15話からの視聴率はこちら・・・


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